ぽうこく

お久しぶりです。 功罪五分五分なものは、100パー罪と思うぼくとしては ネットは罪だな、と決めつけて しばらくネットを自宅につなげることはよしていたのですが 永久就職ではないけれど職場をいただき その仕事柄 ちょっと家にネットがないと メールの返…

火事場リポート

あんま、おれって、認識に瞬発力がないんだよね。 元旦デートから帰って 駅のホームを上がると そこに面する大通りに 消防車が地平線のかなたまで横付けにされていて 咄嗟に木造の我がアパートなのでは?と不安になった。 それでおれじゃないよな?な?おれ…

御慶(ぎょけい)

まいど。 あ、まいどちゃうか。 久しぶり。 あけましておめでとうございます。 生きとります。 今日も生きとります。 燃える男として生きとります。 それを証拠に 今日、初デートから帰ってきたら 我が家が燃えてました。 わーい。 どこぞの土人よろしく 大…

ことばのみだれ

最近、2,3思うところあったので。 基本的には ことばはみだれたことなどなかったしこれからもない もしくは ことばはこれまでみだれなかったことなどないしこれからもみだれつづける という立場を取っており もちろん個人的な勘違いを指摘されるのは 心底…

マザーグース

最近『マザーグース』を読んでおります。 あわせて区の図書館からCD借りつつ。 これがすこぶるかわいくて年にも雰囲気にも合わず楽しんでおります。 知っている曲がたくさんあるのです。 「きらきら星」、「ハンプティー・ダンプティー」等を始め、 「ロンド…

野球>文学

何回も言うが 今日、改めて思ったよ、 野球>文学>芸術 何回も言うが 両校優勝でいいじゃないか! ほんま何回も言うが 箸が転がっても泣ける試合だった。 何回も言うが イタコよ、山際淳ジ呼んで来い!さいとうのゆうちゃんが男前なので デートをボイコット…

『ラーメン屋』7番勝負

『妾馬(めかうま)』(またの名を『八五郎出世』) 『芝浜』 『文七元結(ぶんしちもっとい)』 『薮入り』 『たちきれ』 等々、 愛しくて愛しくてしようがない人情噺は数あれど、 やはり古今亭今輔の『ラーメン屋』にはかないませぬ。 この噺、留学前にすでに聞…

Repetto

つづりが違ったんだね。 末尾がOなのか。 疑問解決、すっきり〜。 レペットに決まってんじゃん。

Repette

Repetteなるバレエシューズメーカーがあって ふだんばきの靴もフェミナンなデザインでわりと人気があるらしいのだが これをカタカナでレペットってどこも表記してるんだが、なんでだ? ルペットでもレペットでも どっちでもいいといえばどっちでもいいんだけ…

たまにはいい日もあるもんだ、そんな一日

9時 起床。 世間様はあんなに狂っているのになんでおれはこんなに狂っていないんだろう、 世間並みに気が狂いたいよと思いつつ さっそく図書館に行く。 探したい本の近くにアルトーの『ゴッホ論』を見かけたので 最初の2ページを拝む。 「人々は、ヴァン・…

他人の空似

目が悪くなった上に、 留学したせいで ちょっとばかし浦島太郎状態になっているのだろうか、 しばしば誰かに似ている人を見かける。 しかも声をかけそうなぐらいに似ている人たちとたくさん出会う。 どちらかというと 親しみの量に反比例するようで、 やはり…

非アナーキスト、ランボー

Qu'est-ce pour nous, mon coeur, que les nappes de sang Et de braise, et mille meurtres, et les longs cris De rage, sanglots de tout enfer renversant Tout ordre ; et l'Aquilon encor sur les débris ; 今、ネイティヴによる詩の講義に出ているの…

文学のはじめの一行

「怒りを歌え。。。」ホメーロス でした。 溜飲の下がる思いがします。 怒りを歌にするのです。 怒りを昇華させる―ごくまれな天才を除いて、アートはこれにつきます。 前向きなのはもう堪忍なりません、 YMCAの歌詞を除いては。

代官山

4年ぶりぐらいなのだろうか、代官山というところに行ってみた。 たくさん、どこかで見たデザインがありました。 あ、10000円のボッテガがあるよ〜 こっちは5000円だ!と言うたびに 連れに恥ずかしいから大きい声するのやめてくださいと言われまし…

君が代

なんとか覚えようとしたのだが、また忘れてしまった。君が代の歌詞。 さすがに冒頭はくちずさめるのだが、後が続かなくて困っている。 恥ずかしい限りだ。 き〜み〜が〜〜よ〜〜は〜 千代に八千代に ちりぬるを としか思い出せないのだ。

「人間は万物の尺度である」

このあまりにも有名なプロタゴラスという人のおことば、 続きはこうなっとります(だったと思う)。 「存在するものは存在すると言うし、存在しないものは存在しないと言う」 これを先生は これ、誤訳だよねぇ、 ハイデガーとかの存在論以降の誤訳だよねぇ、 …

最近幻聴に悩まされています。

未来人と称する人たちがこんなことを言うのです。 昔の人たちは人権ってものの存在を疑わなかったらしいよ。 へぇ、そりゃ不思議だね。 その人たちは神様なんていない 宗教ってなんだか気持ち悪いって言ってはすにかまえてたらしいよ。 へぇ〜。 いるもいな…

七人の敵

江戸っ子が落語でしばしば敷居をまたげば七人の敵がいるってことを誇らしげに話すので、 ぼくも七人の敵を作りたいと思うのですが、どうしたらいいのでしょうか? 少なくともまだまだ物足りない感じがして落ち着きません。 老若男女問わずでしょうか? メコ…

アテナイオス『食卓の賢人たち』

思うところがあって、 ラテン語とギリシア語を学び始めた。 ラテン語は十年前に一度習っていて―というか学生を十年以上やってるわけね、こわっ。てゆか丁稚奉公が長すぎる―、 さすがにこの辺がやっかいだったんだと思い出せたりするのだが 古代ギリシア語は…

ボワロー

「詩法 CHANT1」のオチとなる一文。 「あほうは己をほめてくれるさらなるあほうを見つけ出す」 とかなんとかこんな感じだった。 これをアレクサンドランで。 案外笑えないジョークよ、これ。 こんなの好きだけど。

雑排

木漏れびや じゅうえんはげに 毛が生える 耕衣的熱さでいくと 炎天下 じゅうえんはげに 毛が生える かね。こっちのほうがかっこいいかね。東京に出てきた初日に10えんはげに気づいたのである。 はげとは無縁の髪質だったので 薄くなったらぼうずにすればえ…

かっちょいい本を見つけたのでメモ

「マネがスキャンダルとなった段階を「近代性modernité」の発現、マネがスキャンダルとなったことに義憤を感じる価値観を「近代主義modernisme」の支配した段階、そしていまさら義憤を感じることそのものが古臭くみえる段階を「近代以降post-modernisme」と…

国家の品位の真意

私はウヨクでもサヨクでもありません。 ムヨクであります。 とはいえ、愛国心といった言葉にだけは ビンビンに反応して 少々頭の中では意固地になってしまいます。 国家を愛するって。。。 国に誇りって。。。 いすの脚元で生まれたひよこじゃないんだから …

ロダンカリエール展

行った展覧会をメモしておくと おいおい役に立ったりするので。 上野でやってるロダン・カリエール展に参りました。確認したのは 象徴派っぽい絵はやっぱつまらんということでした。 もやもやしやがって 男ならかきなぐれ!と思うわけです。 逆に行く前はむ…

帰国ごこち

この間 やぼようで実家に帰った。 夜中にテレビのチャンネルをつけてみると 元憂歌団の木村何某(下の字読めないぞ)とヒロトがセッションしてた。 なんだか日本に帰ってきた感じがやっとしたよ。 「音楽はブルーハーツとフィッシュマンズだけでよし、 クラッ…

読書メモ、なんとかシュリンクの『朗読者』

もちろん私にだって女性の好みぐらいはあるのだが それはそれ、 好みから少々ずれようがたいした問題ではない。 ただひとつわがままを言わせてもらうなら おかんのようではない人、というぐらいだ。 先だっても 何気なくおかんが お母さんはわがままでお父さ…

あかの他人

帰国後初めて居酒屋というところに言って ちょっとばかし酔狂になって山手線に久々に乗り込んだ。 土曜日だし夜もいい時間だというのにラッシュだった。 つりかわにしがみつきいびつな態勢でこらえていると いつのまにやら となりに外国人のカップルがいた。…

ヒトヒトヒトヒトヒト

人がいるのにヒトケがない、 ラッシュアワーなのに閑散としている、 この感じは何なのだろう、 この変な空虚感はどうしたものか、 でも必ずしも悪い感じはしない。 なんとならば 心地よささえ禁じえない、 そんな感じ、 それもどこかで体験したぞという 奥深…

久方ぶりのニッポン

久しぶりに帰ってきた。 一年半程度しかたっていないが 前回よりもさらに違和感を感じてしまう。 そんなニッポンを四字熟語で表現するなら 「慇懃無礼」だ。 何を買うにも分不相応で 流れ作業的な敬意を表され 毎度むずがゆい思いをさせられる。 パリはパリ…

Accolay

アコレイ。 フランスの焼き物銀座 ブルゴーニュの街である。 かつてこの街にあった窯を 戦後すぐに 数人の有志が集まって 復活させてできたのが アコレイ焼だ。 八十年代初頭に既に窯は閉じられているらしいが、 戦後から六十年代、七十年代の窯である上に、…