はりねずみとやまあらし


はりねずみとやまあらし、
さぁどっちがどっちだ。
以前、調べてまた忘れてたので。


はりねずみ。
hérisson


やまあらし
porc-epic


どちらかというと、
エリッソン[はりねずみ]の方が
フランス語としてはなじみがあるように思う。
ポーケピック[やまあらし]の方は
それこそ、オルレアン家の紋章、
とりわけ、ルイ十二世のそれとしてしか
個人的にはこの語を見かけた記憶がない。
この紋章の写真を id:becassine さんがアップしております。
かわいいですぜ。
フランスの王様や王家の紋章ってなかなかかわいいものが多いね、しかし。
フランソワ一世のサラマンダーとか
ブルターニュ系の白テンとか。
それにしても
やまあらしとはりねずみ、
どっちがどっちなんだかよくわからないので
せめて、言葉の理解だけでもと思い、
ざっとではあるが、
でかい辞典にあたってみた。


やまあらしの方をざっと調べて、
あ〜ほんまやわと理解を深めることができた。
「エピック」の部分は、
語源的には
epi [穂]と
epine [(動植物の)針]とが混同して
現在に至っているらしく、
要するに
逐語訳的に言えば、
針豚
針葉豚、
ぶたぼっくり、あ、これは違うか、相当かわいいっぽいけど。
覚え方としては
豚なんだからねずみじゃない、よってやまあらし。
結局、その程度の理解なんだが。
ちなみにアフリカでは
やまあらし、食すらしいっす。
食ってみてぇなぁ。。。


それにしても
ヴィジュアル的には相変わらず、どっちがどっちなのか。。。
上の写真はどっちよ。
以前、はりねずみとやまあらしを
画像検索にかけて見つけた針山。
きぃ〜〜ってうなってゲットしちゃったよ。
針仕事なんてとんとできないもんだから
古いタイピンもしくはハットピン
[ピンはフランス語でepingleと言います。-epinが入ってますね]
を集めては
突き刺してあげてます。
この手のピンクッションは
イギリスなんかでは
わりと伝統的にあったようで
時折、純銀の骨董品としてみかけます。


今日はもの自慢したいだけだったんだよ。