2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

NIDERVILLER

ニデルヴィレ。 アルザス・ロレーヌベルト地帯の窯は非常にいい仕事をする。 ここの焼き物も、 すたれることなく、 いいものを作り続けているようだ。 ルーヴルのおみやげもの屋に、 ナポレオンの奥さん[ジェゼフィーヌ]だったか 三世の奥さん、ウジェーヌだ…

第十九章十一−十三節

十一 それから天が開くと、 白馬が一匹姿を現した。 その上に乗る者を「忠なる者」そして「真なる者」といい、 審判を下し、正当なる戦いを行なわれる。 十二 その目は炎のように燃え上がっており、 頭には幾つもの王冠があり、 その者にしか分からぬ名が記…

アカン、写真の容量あれへん。 あとちょっとやっていうのに。

サン・ルイとヴァル・サン・ランベール

陶器は高くても そんなん金もうてもいらんわというものがしばしばあるのだが ガラスは高ければ高いほど美しいという分かりやすいものである。 だから 物欲と経済力がしのぎをけずり、 貧しいものが手に入れると それをしげしげと眺めるうちに 己の貧しさに気…

第十九章九、十節

九 そのとき私はこう言われた。 「記しなさい、 子羊の婚姻の晩餐に集められし者たちに幸あれ!と」 そして天使はこう付け加えた。 「これら神の御言葉は真なるものである」十 ただちに私は崇め奉らんとその足下にひれ伏したが、 私にこう言った。 「そんな…

モードなお洋服というやつを 誰かに請われることなくして見ることもなくなり 一張羅生活と言えるほどにもなっていたのだが、 マイ・ブラザーが齢三十を前にして 何を思ったか、 嫁はんの入れ知恵か、 稼ぎのせいか、 にわかに興味を抱き、 私の帰国も間近、…

 ポルニック焼

ブルターニュよりも僅かに内陸部にある ポルニック[PORNIC]というところも 大西洋岸に近いだけに ブルトン人ゆかりの町である。 ここの陶器も カンペールほどではないが、 いい意味で商売っ気を感じさせるブルトン風の作品を数多く作っている。 上の写真はフ…

第十八章  第一節―四節

一 その後、私が見たのはまた別の天使が、大いなる力を持って 降臨して、大地をすっかりその栄光で照らした姿だった。 1 Après cela, je vis un autre ange qui descendait du ciel, Ayant une grande puissance, et la terre fut tout éclairée de sa gloir…

サン・ジャン・ド・ブルターニュ

Saint Jean de Bretagne. その名が示すとおり、 ブルターニュの焼き物である。 ブルターニュの最終兵器だ。 専ら幾何学文様からなり、 ケルト的なこと、最もラディカルな作風である。 歴史をひもとけば、 十五世紀にまで遡ることができるということからも そ…

第十七章三−十八節

三 それから私は霊として砂漠に移されると、 そこで見たのは目にも鮮やかな獣に座る女だったが、 その獣は冒涜的な名で満たされ、 七つの頭と十の角を持っていた。 3 Et quand il m’eut transporté en esprit dans le désert, Je vis une femme assise sur u…

ケラリュック

ケラリュック[KERALUC]。 セラミック+リュック[創設者ヴィクトール・リュカス そして福音記者であり絵心もあったルカ]から 付けられた名前である。 簡単に言えば HBカンペールの分派である。 従ってブルターニュの焼き物である。 この歴史を紐解いてみると…

第十七章一、二節

一 そうして七つの杯を持つ七人の天使のひとりが 私に話しかけに来て、こう言った。 来なさい、大水の上に座す大いなる娼婦の裁きをお見せしよう。 二 その女とともにこの世の諸王は堕落し、 その売春の酒でこの世に住む人々を酔ったのだ。 1 Alors l’un des…

日本の株式市場からこちらパリにまで ぐしゃっていう音が聞こえたよ。 なかなかいい音だ。 今から思えばあれがターニングポイントだったのかと たいがいの現象というものは いんちき占い師さながらに 読解という、後出しじゃんけんしかできないものだけど、 …

デルフト焼

フランスのもの以外はよっぽどお気に入りや おみやげに適したものでなければ 収拾がつかなくなるので 目を向けないようにしているのだが、 今日はオランダのかの有名な デルフト焼。 私が取り上げる必要もないだろうし、 私自身もそれほど前向きな興味を抱く…

 第十六章一節

一 次に聞いたのは寺院の方から来る力強い声で、 それが七人の天使に語りかけていた、 「お行きなさい、地に神の怒りの七つの杯を注ぎなさい」と。 1 J’entendis ensuite une voix forte qui venait du temple, Et qui dit aux sept anges : Allez, répandez…

ウランガラスとクリスタル・ダルク

売り手によるとアール・デコ期にドームのデザインなどを手掛けた Avesnによる黄色い灰皿。 恐らくはAvesn[読めない、このつづり]ではないだろう。 骨董ガラスの恐ろしいところは 古いければ古いほどサインがないということだ。 なので基本的に興味を示さない…

 第十五章一−四節

一 さらに私が天に見たものは大いなる素晴らしき奇跡であった。 七人の天使が七つの最後の災厄を持っており、 これにより神の怒りが完遂されるのである。 1 Je vis dans le ciel un autre prodige grand et admirable. C’était sept anges qui avaient les d…

カンペール焼

ブルターニュの焼き物として、 世界中で知られるカンペール。 パリでも、ポンピドゥーセンター近くのサン・マルタン通りだっけかに カンペールの店がある。 私自身、二、三度覗かせてもらったが、 日本人の観光客を見かけたこともあった。 大体はフランスの…

第十四章十九、二十節

f 十九 そこで天使はその鎌を地に投げ、 地の葡萄を刈り、 その葡萄の実を神の怒りの大桶に投げ入れた。 二十 すると桶は街の外で踏まれ、 血が桶から大量に流れ出、 馬の轡にまで至り、 千六百スタディオンまで広がった。 19 Et l’ange jeta donc sa faux e…

クラムシー

フランスでは 毎年、新年明けての第一日曜日[主の公現祭の日]、 馬の糞型のスイーツ、 ガレット・デ・ロワ[王様ガレット]を食べる風習がある。 フランスのスゥイーツでは珍しいことに、 濃くのある甘味もさることながら、 興味深いのは、 この中に FEVE[フェ…

 第十四章 十八節

十八 さらに祭壇から火を司るまた別の天使が現れ、 そして力強い声で鋭利な鎌を持つ天使に叫んだ。 お前の鋭利な鎌を振り下ろし、 地の葡萄の房を刈り取りなさい。 葡萄が熟したのだ。 Il sortit encore de l’autel un autre ange Qui avait pouvoir sur le …

買い物バッグ

昨日、 バスクストライプの話をしたついでに そう言えば、 自慢するスキがあったということで ひとつ、買ったカバンの自慢を。 私は、ブラジル映画「神の町」を見た人ならイメージしやすい 十八区の移民街に住んでいるのだが、 このような界隈には、 アラブ…

サレグミンヌとディゴワン

アルザス・ロレーヌ地方を代表する陶器の街、サレグミンヌ[Sarreguemines]と ブルゴーニュ地方を代表する陶器の街、ディゴワン[Digoin]を、 今日ここに同時に取り上げるのは 適当なチョイスによるものではない。 現在では、何回か前に触れた サン・クレマン…

 第十四章 一節

一 私が更に眺めていると、見えたのはシオン山の上に 立つ子羊とそれとともに十四万四千の人々で、 彼らはその子羊の名を持ち、 額にはその父の名が記されていた。 1 Je regardai encore, je vis l’agneau debout sur la montagne de Sion, Et avec lui cent…

ストラスブール焼

朱の大輪で有名なストラスブール焼き。 十八世紀に三代にわたってアノン[Hannong]一族により 定着されたこのデザインは、 現在もストラスブール焼において守られているのみならず、 フランス国中、さらには世界中にと言ってもいいであろう、 明らかにこのモ…

 第十三章 十四−十六節

十四 この獣は、人々の前で天から地に火を降らせるといった、 大いなる奇跡を行った。 14 Elle fit de grands prodiges, Jusqu’à faire descendre le feu du ciel sur la terre devant les hommes. 十五 そして獣の前で為し得た諸々の奇跡により 地に住む者…

すっ芸人 大木こだま・ひびき師匠

昨日のついで、 お笑いの飢えついでに 今日も似たような話。 大木こだま・ひびき師匠は 面白いという話。 いつも実家で漫才の番組があると 誰かしら見ているのだが たまたま私がそんなビッグプログラムが組まれていることを知らず、 二階の部屋で過ごしてい…

赤子さらいそのものも衝撃ではあるが スペルマンという病院名からして衝撃だった。。。

ロンウィ

この二、三年、フランスの焼き物を眺めてきて、 これであがりだとか フランス陶器のキモとったとか タマとったと思えるものが二つある。 二つだからタマだな、という話はさておき、 ひとつは 南仏のヴァロリスという町の陶器だ。 ここほどピンキリという言葉…

 第十三章 七−十三節

七 獣にはまた聖者と戦い、 そして打ち負かす力も与えられた。 そして権力がいかなる種族、いかなる民族、 いかなる言語そしていかなる国の人々に対しても与えられたのである。 7 Et il lui fut aussi donné le pouvoir de faire la guerre aux saints, Et d…