Robj編



ロブジュ、確かとある食器屋の黒人店員、
ロブジュが好きで好きでたまらないといった様子を
説明だけじゃなく体全体で表現してくれた店員は
こう発音していたと思うのだが、
このロブジュ、
アール・デコ期の代表的な作家である。
有名なのは寧ろ、
人形で
それがまた
おれの乙女心を全開にする。
リアルでもなく
抽象でもなく
ゆるキャラでもない
ちょうどいい時代に活躍したんだなぁと思わせる
それはそれはかわいいものを作ってみせるのだが、
いかんせん値段がレプリカでもかわいくない。
なので基本的にこういった有名作家ものには
目を向けないようにしているのだが
この皿は別だ。
だって9.90ユーロですぜ。
レプリカだか本物だか知らないけれど
ちゃんとサインが入ってて1500円しないんですぜ。
あぁ、これで、目玉焼き。。。と思って購入。
絶妙に発色を抑えられたそれでいて鮮やかなブルーといい、
まさにアール・デコといったシンプルなデザインといい、
このバランス感覚に敬意と愛を抱かずにはいられない。