Accolay



アコレイ。
フランスの焼き物銀座
ブルゴーニュの街である。
かつてこの街にあった窯を
戦後すぐに
数人の有志が集まって
復活させてできたのが
アコレイ焼だ。
八十年代初頭に既に窯は閉じられているらしいが、
戦後から六十年代、七十年代の窯である上に、
この数人の有志たちは
アレクサンドル・コスタンダという
無骨ながら妙に落ち着く陶器を作らせたら
個人的には、この人!という陶工に学んでいるだけに
興味深いものをたくさん残している。
いろいろ多く出回っているだけに
手を出さずじまいだったが
あぁオムライスオムライス
不便そうなフライパンでオムライス
とろとろとろとろとろびでできたオムライスと
25センチちょいの小ささにも負けず
アコレイならではのドクドクしい色合いにも負けず
自分の料理ベタさ加減にも負けず
これを見て反応してしまった。
まだ一度も使っていないので
彼も俺も無事に帰国できれば
日本でチャレンジしてみよう。
とはいえ、
こっちのように
日本のは電気じゃなくて
ごーごー燃えるガスコンロだからなぁ
ちょっと心配だ。